初心者のためのFacebook活用ガイド
【3月31日完全移行】 Facebookページのタイムライン化について


2月29日にFacebookページのタイムライン化が発表されましたが、
3月31日には全てのFacebookページが
強制的にタイムライン化されることになりました。

Facebookページのタイムライン化は、
Facebookページの運用にも大きく影響を及ぼします。

そこでFacebookページのタイムライン化によって
何がどう変わるのか?
何が必要になってくるのか?などについてまとめました。



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【変更点1】 表示が変わる
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タイムライン化による最大の変更点は、
Facebookページの表示が変わるということです。

タイムライン化後のFacebookページは、
このような表示になります。
http://www.facebook.com/ha.channel

タイムラインは個人ページで
先行して導入されていたので、
すでに見たことがある人も多いかと思います。

最大の特徴は「カバー写真」という、
横851px×縦315pxの写真を掲載できるようになったことです。


こんなの




サイズは最大横851px×縦315px、最小横399pxですが、
小さいサイズの写真を挿入すると左右に余白ができたり、
解像度が落ちて写真が荒くなることがあるので、
できるだけ最大サイズピッタリの写真を用意することをお勧めします。


Facebookページにアクセスすると
まず始めにこのカバー写真がド〜ンと出てきますので、
タイムライン化後のFacebookページの中で
最も重要な要素と言っても過言ではないかと思います。

Facebookページを運用している方は、
最低限このカバー写真だけは
よい写真を選んで挿入するようにしておきましょう。


ただし、このカバー写真には
いくつか制限があります。

(弊社で制作をさせて頂いたFacebookページに関しては、
弊社でカバー写真挿入のサポートをさせて頂いております。
人数が多いため順次ご連絡をさせて頂いておりますので、
まだ連絡が無いという方はもうしばらくお待ちください)



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【変更点2】 カバー写真の制限
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カバー写真は最初に目に入るもののため、
いろいろと工夫をしたいところですが、
以下のような制限が設けられています。


×価格や購入情報
例:「40%オフ」や「Webサイトからダウンロードしてください」など

×連絡先情報
例:URL、メールアドレス、あるいは、
  Facebookページの「基本データ」に登録すべきような内容

×ユーザーインタフェースを誘導するような内容
例:「いいね!をクリックしてね」、「シェアしてください」など、
Facebookの機能に関連するようなこと

×ユーザーにアクションさせるような内容
例:「今すぐ手に入れよう」「友達に知らせよう」など


つまり、これまで頻繁に行われていた、
「いいねを押してください!」という表示や、
「いいねをした人にだけ情報を提供!」などといったようなPRは
できないということです。

また、テキストも基本的には禁止されていますが、
ブランド名や企業名、キャッチコピーくらいは大丈夫のようです。



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【変更点3】 ウェルカムページ、ファンゲートのデフォルト表示不可
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まだいいねをしていない人が訪れた時に
最初に表示されるページ(ウェルカムページ)や、
いいねを押すと別のページを表示させる(ファンゲート)を、
Facebookのデフォルトページ(最初に訪れた時に表示されるページ)に
設定することができなくなりました。

ウェルカムページやファンゲートは
Facebookページでいいねを集めたり、
訪問者にアクションを促すのに効果的だったため、
これらが使えなくなるというのは
マーケティング的には大きなマイナスです。

ただし、ウェルカムページやファンゲートが
全く使えなくなるわけではなく、
Facebook広告を使えば広告のリンク先として
ウェルカムページやファンゲートを設定することは可能です。



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【変更点4】 Facebookページでメッセージが受診可能に
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これまで個人同士でメッセージをやりとりすることはできましたが、
Facebookページのタイムライン化後は、
Facebookページからもメッセージを受診することが可能になりました。

これを利用すれば、
例えばFacebookページ上で投稿したコメントに対して
訪問者から個別にメッセージを受け取ったり、
お問い合わせフォーム代わりに使ったりすることもできます。

Facebookページからメッセージを受け取るのは
これまでもアプリを導入することで可能でしたが、
今後はアプリを導入しなくても
最初からメッセージ機能を使えます。



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【今後、何をしていけばいいのか?】
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今回のタイムライン化でやるべきことはまず2つ。


1.カバー写真を挿入する

最初に表示される写真ですので、超重要です。
これを入れておかないと、味気が無さ過ぎます(^^;)


2.訪問者に向けて価値ある情報を定期的に投稿する

Facebookページを訪れた人に最初に
投稿内容が表示されるようになるので、
これまで以上に投稿内容が重要になります。

Facebookページの運用では、
いかにいいねを押してもらえるか?
反応してもらえるか?などが重要になってきますが、
いいねを押したりアクションをしたりするかどうかは、
そのページに自分にとって
価値ある情報があるかどうかにつきます。

また、いいねを集めるために効果的だったファンゲートは
今後デフォルトページとして設定することはできないので、
もし短期的にキャンペーンを効果的に行いたい場合などは
今まで以上にFacebook広告の重要性が高くなります。


今回の強制タイムライン化はマーケティング要素を排除して、
ユーザーがより安心してFacebookを
利用できるようにするということと、
Facebook広告の利用者を増やすということの
2つの目論見があったと見ていますが、
どのような変更があったとしても決して変わらないのは、

「訪問者にとって有益な情報を発信することが一番大切」

だということです。

スマートフォンの普及なども追い風となって
Facebookユーザーはこれからますます増えると思われますが、
「訪問者にとって有益な情報を発信できるかどうか?」で
Facebookを上手く活用できる人とそうでない人の差は
大きく広がることでしょう。

Facebook広告の重要性も今後増してくると思いますが、
広告を利用する場合であっても、
「訪問者にとって有益な情報を発信できるかどうか?」によって
費用対効果が大きく変わると思われます。


インターネットが普及して情報が溢れる現在、
価値ある情報を発信できる人が生き残り、
それができない人は埋もれていってしまうのは必然です。
(特にビジネスが絡む場合は)

価値ある情報発信を継続して行うというのは
簡単ではありませんが、
トレーニング次第で誰でもできることです。

まずは上手く情報発信している人を見つけて参考にし、
「真似」してみることから始めるのがよいでしょう。

Facebookでは投稿に対して
どのくらい反響があったのかということが
数値としてはっきり表れますので、
それを見ながら投稿を繰り返していけば
必ず価値ある情報発信ができるようになってくると思います。



重要! Facebookページのタイムライン化について(2012/3/31完全移行)



ステップ1 Facebookに登録しましょう!
ステップ2 友達を探しましょう!
ステップ3 プロフィールを充実させましょう!
ステップ4 ニュースフィードに投稿してみましょう!



ステップ1 Facebookページ (旧ファンページ) とは?
ステップ2 個人ページとFacebookページの違いとは?
ステップ3 Facebookページの作り方
ステップ4 ユーザーネームを取得しよう!
ステップ5 Facebookページをかっこよくするには・・・
ステップ6 Facebookページの活用法
補足 個人ページとFacebookページを切り替えるには?



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応用4 ブログやホームページにFacebookのいいねボタンを設置
ブログやホームページにFacebookの「いいねボタン」を設置します。
※大きな変更点があります。2011年以前に設置された方 必読







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